「NAVIGATION」 第4回目
ポイントサイトの基礎知識④
ポイントサイトはいつ誕生したの?
ポイントサービスのひとつであるポイントサイトは、いつ頃生まれたのでしょうか? ポイントサイトの起源を語る上で、欠かせないのがアフィリエイト広告の出現です。ポイントサイトに掲載されている広告は、そのほぼすべてがアフィリエイトと呼ばれる成功報酬型の広告です。
もう少し詳しく説明しましょう。アフィリエイト(成功報酬型)広告とは、スポンサー(広告主)が設定した成果条件――たとえば“特定のECサイトで買い物をする”“各社のサービスで会員登録をする”のように、決められたアクションをユーザーがクリアすることによって、掲載サイトに、初めて広告宣伝費が支払われる広告のことです。
この仕組みを支え、スポンサー(広告主)とポイントサイト事業者との間に立って、ポイントサイトに成功報酬型広告を配信しているのが「アフィリエイト・サービス・プロバイダー(ASP)」と呼ばれる事業者です。
ごく単純にいえば、ポイントサイト業界における広告代理店のような存在です。ASPがいなければ、ポイントサイトは成り立ちません。
日本における成功報酬型広告の始まりは、1999年にバリューコマース社が、アフィリエイトプログラムの提供を始めたのが最初といわれています。
すなわち、1999年がポイントサイト元年。
実際、この年を境に、ポイントサイトが続々と開設されていきました。インターネット上のポイントサービスは新しい仕組みだったため、企業も乱立し、当初はトラブルもありましたが、現在は、日本インターネットポイント協議会(JIPC)のもと多くの健全な企業が会員化され、ユーザーを第一に考える、より安心安全なサービス提供をおこなうべく努力が続けられています。
(次回に続く)